分かち合いとは

大切な方を自死で亡くされた方へ


ひだまりの会は自死遺族が立ち上げた自助グループです。

月一回の分かち合いを中心に活動しています。


大切な方を自死で亡くすことは非常に辛い体験です。怒り、悲しみ、悔しさ、喪失感等さまざまな感情がこみあげてくるでしょう。そして「なぜ救うことができなかったのか」と自身を責め、苦しんでいる方もいらっしゃるでしょう。しかし、あなたは決して一人ではありません。


分かち合いの場は自死で大切な人を亡くされた方々が集い、安心して話したり他の方の話を聞いたりすることができます。お互いに経験を共有し、お互いを支えることで、心の癒しや回復につながります。皆さんが同じような苦しみを抱えていることを知ることで、孤独感を減らし、希望を見出すことができるかもしれません。


一人で悩まずに、一緒に歩んでいきましょう。まずは分かち合いに参加をしてみませんか。

2024年12月 分かち合い

下記の日程で分かち合いを行います。

日時 :2024年12月7日(土)13:30~15:00

場所 :津リージョンプラザ 2階 第5会議室

参加費:一人500円

対象者:大切な方を自死で亡くされた方

  (友人、同僚など家族でなくてもかまいません)

参加をする場合の事前連絡は不要です。

10分前までにお越しください。

分かち合いに参加する人は大切な方を自死で亡くされた方ばかりです。

安心して話をしたり聞いていただける場です。

今後の分かち合い日程

2025年1月11日(土)

2025年2月1日(土)

2025年3月1日(土)

2025年4月5日(土)

2025年5月3日(土)

2025年6月7日(土)

会場は全て津リージョンプラザを予定しています。

分かち合い 参加者の声

(Aさん)
 私は、妻を⾃死で亡くしました。途⽅に暮れる⽇々を過ごしていた時、職場の健康相談で⾃死遺族をサポートする団体があることを知ったのがきっかけです。
最初は、少し勇気が必要でしたが、同じように苦しい
悩みを持っている⽅の話を聞くことができてよかった
です。「⾃分⼀⼈が苦しいわけじゃない」、「多くの
同じ悩みを持つ⽅がいるんだ」とわかったことで「⾃分⼀⼈じゃない」と強く認識し、本当に救われた想いがしました。それからできる限り参加させてもらい、今も⾃分の⼤きな⽀えになっています。

(Bさん)

 私は23歳の息⼦を⾃死で亡くしました。残された家族のために⽣きなくてはと思いました。そしてこんな⾟い経験をした⽅々からどうやって乗り越えたかを聞きたいと思いました。そんなとき、分かち合いのことを知り、すぐ参加を決めました。分かち合いでは何度も息⼦の話を聞いてもらい、また他の⽅のお話をたくさん聞かせてもらいました。何よりも私にとっては⽬の前に⾟い経験を乗り越えた⼈々が存在することが⼀番の励みになりました。 現在は同じように⾟い経験をされた⽅々のわずかな⼒にでもなれればと思い、参加させてもらっています。そして参加することで私も⼒をもらっているのです。